ハンドメイドマーケットプレイスで見つけた素敵な作家さんのページからブランド作りのヒントを探っていきます。シリーズの導入はこちらのブログをご覧ください。
minneに出品している作家さん、「イラストこぎん刺し*いわはしゆか」さんのページにスマホでお邪魔させていただきました。
◇ 「なんだろう?」と思わせることが、ブランドを伝える入口になります
「イラストこぎん刺し*いわはしゆか」さんのページは、色や柄が違う、同じアイテムの作品が、きちんと並んでいます。それだけでとても特別な感じを受けます。「すごくかわいい!」と同時に「でも、これはなんだろう?」の感覚も沸き上がり、イラストこぎん刺しが理解できるまで作品の説明や作家さんのプロフィールを何度もタップしていました。「こぎん刺し」とは青森県津軽に伝わる刺し子の技法のひとつだそうです。いわはしゆかさんは、こぎん刺しでイラストを描く「イラストこぎん刺し」の作家さんなのです。木のカップは「針山」で、丸いボタンのような作品は「ゴム」または「ブローチ」にしてくれます。すっきりしたところで早速、「ひとつ欲しい・・・」気持ちになっていました。
◇ 伝統的な技法×新しい発想=オリジナルブランド
刺し子が施された作品と言えば、ターゲットの年齢層が高めだったり、アイテムも和風だったりと、ターゲットもアイテムも極端に狭まる可能性があります。いわはしさんは伝統的なこぎん刺しという技法にカラフルなイラストを掛け合わせることで、オリジナルブランドを作り上げたと言えます。そしてもちろん、ターゲットとアイテムは広がっています。
◇ 撮影スタイルが統一されていると作品の魅力が際立ちます
前述の通り、「イラストこぎん刺し」はオリジナルブランドです。それだけで特別感があります。ところが、見せ方がイマイチだったら、「これはなんだろう?」のまま、ページから離れてしまう可能性もあります。いわはしさんのページはイラストこぎん刺しを知らない人に訴える工夫がされています。背景、明るさ、撮影の角度、作品の大きさと配置が統一されています。結果、作品の魅力がより際立っているのです。
◇ 今回見つけたブランド作りのヒント
① 「なんだろう?」と思わせることが、ブランドを伝える入口になる。
② 「伝統的な技法×新しい発想=オリジナルブランド」
③ 撮影スタイルが統一されていると作品の魅力が際立つ。
*当ブログは作家さんに掲載の確認をした上で執筆しています。
「イラストこぎん刺し*いわはしゆか」さん
https://koginsashi.jimdofree.com/
お問い合わせ
ただいま、ハンドメイドマーケットプレイスのページ作りについて、メールによるアドバイスをワンコインで承っています。お気軽にお問合せください。