04 キャラクターで惹きつけるブランド作り

ハンドメイドマーケットプレイスで見つけた素敵な作家さんのページからブランド作りのヒントを探っていきます。シリーズの導入はこちらのブログをご覧ください。

minneに出品している作家さん、「Hanami堂」さんのページにスマホでお邪魔させていただきました。

          

「ハリネズミスマホリング」と「選べるスマホリングとスマホケースセット」

          

◇ キャラクターでブランド作り

                 

「Hanami堂」さんのminneのトップページ

    

「ハリネズミ!?かわいい!」思わず声をあげてしまうかわいさのイラストが目に飛び込んでくるのが、「Hanami堂」さんのトップページです。どんな作品が並ぶのか気になります。

    

「Hanami堂」さんのギャラリー

    

ハリネズミのイラストに惹きつけられてギャラリーをのぞいてみると、期待通り、ハリネズミが主役の作品がいっぱい。「Hanami堂」さんのプロフィールには、イラストレーターとありました。納得です!よく見ると、ハリネズミがいろいろな動きや表情で描かれています。筒に顔を突っ込んで遊んでいる姿、こちらを見つめるかわいい表情など。ハリネズミに個性を持たせているのです。そして個性を持ったハリネズミは、イラストの域を超えて”キャラクター”になっていると言えます。つまり作品は「Hanami堂」さんオリジナルのキャラクターグッズなのです。このハリネズミのファンになってしまう人はたくさんいるのではないでしょうか。キャラクターを生み出すことが、ブランド作りに繋がっている良い例だと思います。

    

◇ シリーズを作って“群で魅せる”

    

「Hanami堂」さんのギャラリーはハリネズミというモチーフを出発点に、たくさんのバリエーションが広がっています。まずはアイテムです。スマホケース、スマホリング、ステッカー、Tシャツなどなど。同じデザインでアイテムを広げていけば、シリーズとして作品を群で見せることができます。次にデザインです。アイテムのラインアップは同じでも、「シンプルなハリネズミ」、「ハリネズミとりんご」など、デザインを変えた群を作っていけば、シリーズが増えていきます。この方法をとれば、バリエーションは無限に広がっていきます。こうような商品展開の方法を群展開と言います。つまり、群で見せて、”群で魅せる”ということです。身の回りをこのキャラクターグッズで揃えたいと思うファンのニーズに応えてくれる展開方法です。次のシリーズを楽しみにしてくれる、リピーターを生み出すことにも繋がります。

    

◇ ブランドを分けて、それぞれの世界観を守る

    

「Hanami堂 illust」さんのギャラリー

    

「Hanami堂」さんはminneに別のページを持っています。こちらは「Hanami堂 illust」さんのページです。先ほどのハリネズミとはテイストの違うイラストが並びます。作品、世界観、ターゲットなどが違う作品を別ブランドとして運営しています。これらを同じページにまとめるのではなく、ブランドを分け、それぞれの世界観を守ることは大切です。以前ご紹介した「sio」さんと「mochif」さんも同じようにしていましたね。

(参考)「sio」さんと「mochif」さんに関する記事はこちら 

             

◇ 今回見つけたブランド作りのヒント

① オリジナルキャラクターはブランド作りに有効。

② シリーズを作って”群で魅せる”。

③ ブランドを分けて、それぞれの世界観を守る。

                 

*作家さんに掲載の確認をした上で、当ブログを執筆しています。       

                 

「Hanami堂」さん

https://minne.com/@06203567

「Hanami堂 illust」さん

https://minne.com/@guarigione

追記:「Hanami堂」さんのブログで本記事が紹介されています。こちら

                 

                               

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